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カリウム t-ブトキシド : ウィキペディア日本語版 | カリウム tert-ブトキシド
カリウム ''tert''-ブトキシド(カリウム ターシャリーブトキシド、potassium ''tert''-butoxide)とは、有機化学で用いられる金属アルコキシドの一種。''tert''-ブトキシドアニオンとカリウムイオンからなる塩で、示性式は (CH3)3COK、あるいは ''tert''-ブチル基を略して ''t''-BuOK。吸湿性を持つ無色の粉末。立体的にかさ高い性質と有機溶媒への可溶性により、求核性の低い強塩基としてさまざまな有機合成に用いられる。 == 調製と性質 == 他のアルカリ金属アルコキシドと同様、''tert''-ブチルアルコールに金属カリウムを加えると生じる。 水に触れると加水分解を受け、''tert''-ブチルアルコールと水酸化カリウムに変わる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カリウム tert-ブトキシド」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Potassium tert-butoxide 」があります。
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